サイダー [aiko]
「サイダー」
収録アルバム「泡のような愛だった」
aikoの曲を紹介するブログです。今回は「サイダー」を紹介します。
曲調は少し寂しいポップな感じで、別れる前の恋人のことが歌われています。
恋人のことを自分も相手も好きなのかどうかわからない。このまま別れることになるんだろうなぁ。恋人なのに私が「知らない顔知らない服」がある。「そもそも恋人って」「何だっけ?」という歌です。
何かきっかけがあるわけではなく自然消滅してしまう付き合いというのもあると思います。相手のことが嫌いではないけど、付き合った頃のように好きでもなくなった。なんだか寂しい感じですね。
2番のサビは相手への想いが薄れていてもまだ好きな感情がある今の状態が描かれていて、「あなたのそぶりを忘れたくても一生覚えている」「さよならって思えたらもう少し楽なのかなって」と歌われています。
「崩れる音聞いてあなたがやって来てくれるのなら」「大きな音立てて心を一度無しにしてもいい」というのはaikoが別冊カドカワで言っている『もう一度振り向いてもらうために、ちょっとなりふり構わない感情も書いてますね』というところでしょう。
相手がもう一度元のように愛してくれるのなら、私は何でもするよという想いでしょう。上手くいかない恋愛をした人が一度は思ったことがあることではないでしょうか。
1番のサビの「目と目が合った日も何度でも声を聞いた日も」「体が痺れる程に満たされたんだ」は本当に共感できる歌詞です。
恋をするとなぜあんなに体中が満たされるのでしょうか。
2016-07-24 10:39
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