「白い道」
 収録アルバム「時のシルエット」
 収録DVD「Love Like Pop vol.15 add.(15)」


aikoの曲を紹介しています。今回は「白い道」を紹介します。

これは別れの曲なのですが、今まさに別れるところなのか以前に別れた人のことを思っているのかはっきりしません。
冒頭の「あなたを抱きしめ目を閉じた」のところは別れる前か別れる時と思いますが、その次の「今日も一人歩いた道で」はすでに別れた後のことのようです。
サビの「頷く仕草が好きだったいつもいつも見ていたかった」という歌詞から、相手のことをまだ好きな様子がうかがえます。
タイトルの「白い道」は歌詞にもでてきますが、普通に考えれば雪が積もった夜道でしょう。それとも最後に相手に会うために向かう道で、全ての色を失った景色なのでしょうか。

曲はAメロのエレピの重いリズムとサビの解放感が印象的です。
その間の短いBメロがのっぺりした感じで、それがAメロとサビのリズミカルなメロディーを際立たせています。